藤沢市藤沢本町の循環器内科、内科、皮ふ科 白旗なのはなクリニック

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〒251-0052
神奈川県藤沢市藤沢2-3-15
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生活習慣病

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ー当院の治療についてー

超急性期~慢性期医療に携わってきた中で、がんや認知症(一部は該当しますが)を除くと、血管の問題が大きいことを実感してきました。(脳卒中や心筋梗塞等の心・脳血管イベント、その後のADLの低下)ご本人の不自由な状態はもちろんのことですが、ご家族の身体的、経済的負担は大変なものとなることを目の当たりにしてきました。
特定健診(メタボ健診)、生活習慣病の治療の目標は、血管をまもり、健やかに老いることにあります。イベントが起きた際の治療は病院にお願いするしかありませんが、より身近なプライマリケア(クリニック)で出来る治療・予防があります。血圧・血糖・脂質等の内科的管理に加え、動脈硬化の早期発見、そしてより重要な生活習慣の変容も積極的に応援します。

メタボリック症候群

食べすぎ運動不足など不健康な生活習慣によって、内臓脂肪が蓄積され、脂質異常・高血糖・高血圧など、動脈硬化のリスクが重なった状態のことをいいます。一つひとつは軽症でもリスクが重なることで、<動脈硬化を急速にすすめるリスクが高まります。

診断

男性85cm以上女性90cm以上と腹囲が基準値をオーバー(内臓脂肪の蓄積)があり、
①中性脂肪150mg/dL以上またはHDLコレステロール40mg/dL未満
②空腹時血糖値110mg/dL以上
③最高血圧130mmHg以上または最低血圧85mmHg以下
の3項目のうち2つ以上が該当すると診断されます。
1つが該当するとメタボリック症候群予備軍になります。
喫煙も重要視されています。

なぜメタボ健診(特定健診)が行われるのか?

お腹周りの増大=内臓脂肪の蓄積が、いろいろなサイトカインを出し、体の代謝機能に影響を及ぼすことが分かってきました。
最終的に生命を脅かす、QOLが著しく低下する、要介護状態になることにつながりかねない生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)をいかに上流で食い止めるかということにつきます!メタボの段階では治療費はかかりません!

エネルギーの収支バランスを意識する

食べすぎや運動不足により、エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回ると、内臓脂肪はすぐにたまってしまいます。しかし、その一方で 内臓脂肪は、絶えず分解と合成を繰り返しているので、エネルギーになりやすい状態にあります。皮下脂肪よりたまりやすくて燃焼もされやすいと言えます。
とくに気をつけたいのが嗜好品です。カロリー過剰になりやすいお菓子やアルコールで摂取したエネルギー量を運動で消費するにはたくさんの時間がかかります。あたりまえのことですが、食べ過ぎ、飲みすぎに注意することが第一歩です。

(食生活の注意点)

  • つねに腹八分目を心がける
  • 栄養バランスのとれた食事を心がける
  • 濃い味付けは食べすぎのもと。うす味を心がける
  • アルコールの飲みすぎに注意する
  • お酒のおつまみに、揚げ物など高カロリーの高いものは控えめに

(運動を心がける)

  • 通勤時にひと駅手前で降りて歩く
  • エレベーターを控えて階段を利用する
  • 外出のときには、積極的に歩く
  • 毎日散歩を楽しむ
  • 週3日以上は、有酸素運動を心がける

(体重チェック)
体重は、エネルギーの収支バランスを反映します。とくに肥満や肥満傾向にある人は、まず適正体重を維持することを意識して下さい。
禁煙も重要!!

当院では

コストパフォーマンスの高い、早い段階での受診をお勧めします。
血糖値や中性脂肪、コレステロール値など、日々の動機づけ、フォローアップのため当院をご利用下さい!

動脈硬化

動脈硬化の進行や動脈硬化による疾患の原因になる「危険因子」には次のようなものがあります。

持っている因子の数が多いほど、動脈硬化が進行しやすかったり、動脈硬化が関係する疾患を発症するリスクが高くなります。そのため、LDLコレステロールや血圧を適切に管理することが重要になります。食事内容、運動不足、喫煙など、いくつかの因子はご自身で改善することができるものです。重大な疾患を招く前に、できることから徐々に始めていきましょう。

動脈硬化が引き起こす疾患

血管が傷つき、弱くなった血管が切れてしまったら・・・
  • 脳の深い部分に血液を送る細い動脈が傷つき、弱くなっているところに高い血圧がかかって切れてしまったら・・・ 
    → 脳出血
  • お腹や胸の大動脈がふくれて、破れて大出血を起こしやすい状態になっていたら・・・
    → 大動脈瘤
血栓(血液のかたまり)が血液にのって流れていき、血管の細い部分でつまってしまったら・・・
それが心臓を養っている血管(冠動脈)だったら・・・
  • 一時的につまって、心臓を動かす筋肉に酸素や栄養が一時的に行き届かなくなったら・・・
    → (不安定) 狭心症
  • つまった状態が続いて、心臓を動かす筋肉に酸素や栄養が十分に行き届かず、その一部が死んでしまったら・・・
    → 心筋梗塞
それが脳の血管だったら・・・
  • 一時的につまって、脳に酸素や栄養が一時的に行き届かなくなったら・・・
    → 一過性脳虚血発作
  • つまった状態が続いて、脳に酸素や栄養が十分に行き届かず、その一部が死んでしまったら・・・
    → 脳梗塞
それが手足の血管だったら・・・
  • 手足、特に足の先へ酸素や栄養が十分に行き届かなくなったら・・・
    → 閉塞性動脈硬化症
当院では

動脈硬化の有無(度合い)を調べるため、以下の検査ができます。

動脈硬化は自覚症状がなく進行するのが特徴です。心筋梗塞、脳梗塞とある日突然発症し、最悪生命に関わる重大な病気を引き起こす元となります。これまで大勢の介護するご家族の様子を見てきました。いつまでの自由に行動できる身体、大切なご家族のためにも是非とも早めのケアをお勧めします。1つでもリスクを減らすお手伝いを致します。 

  • CAVI検査/ABI検査…CAVI値により動脈硬化の度合い、血管年齢が測定できます。/ABI検査は足の動脈の詰まり具合を簡便に調べることができます。
  • 頚動脈エコー検査…視覚的に頚動脈の内膜の状態、プラークや狭窄の有無を観察することができます。頸動脈の状態が心臓の冠動脈の狭窄も反映することが分かっています。

高血圧

高血圧とは、血管に過度の圧力がかかっている状態を指します。日本人の3人に1人が高血圧があるとされていますが、重症になるまでほとんど自覚症状のない疾患であるため、放置されてしまう場合が多いです。頭痛、動悸・息切れ、肩こり・めまい、胸の痛み、むくみなどの症状が現れた場合、重大な合併症が起こっている可能性がありますので受診して下さい。

診断

  • 病院や健診施設などで測定した血圧値が、収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上(140/90mmHg以上)
  • 自宅で測定する家庭血圧では、それより低い135mmHg以上または85mmHg以上(135/85mmHg以上)

原因

  • 85~90%は、原因のはっきりしない本態性高血圧といわれています。もともと高血圧になりやすい体質や、塩分の摂り過ぎ、肥満、過度の飲酒、運動不足、ストレス、喫煙などが原因で発症すると考えられます。
  • 10~15%は、何らかの原因がある二次性高血圧といわれています。これは、ホルモン分泌異常、腎臓疾患、薬剤の副作用などが原因で起こると考えられます。通常の降圧治療では効果がないこともありますが、原因を取り除けば血圧は下がります。

なぜ治療が必要か?

日本人を対象とした研究で、血圧が高い人ほど、脳卒中や心筋梗塞などの脳心血管疾患で死亡するリスクが相対的に高くなることが報告されています。

高血圧が続くと、動脈が硬く、もろくなる動脈硬化が起こり、やがて脳、心臓などでさまざまな病気を引き起こします。
脳では、脳血管が破裂する脳出血や、脳血管がつまる脳梗塞が起こります。
心臓では、心臓が血液をどんどん送り出そうと無理をして次第に大きくなり(心肥大)、それが進むと心不全が起こります。
心臓に酸素を供給する冠動脈が動脈硬化で細くなり、狭心症や心筋梗塞を引き起こします。
腎臓は小さな動脈のかたまりのような臓器で、高血圧によって動脈硬化が進むと腎硬化症、さらに進むと腎機能が著しく低下する腎不全になります。
大動脈が裂ける大動脈解離などのリスクも高くなります。

薬は一生飲み続けないといけないの?

「血圧の薬は飲み始めると一生飲み続けないといけなくなるから飲みたくない」とよく言われます。データが示していますが、私のこれまでの救急医療の経験からも、高血圧の放置は脳心血管疾患のリスクが高いと考えます。動脈硬化が進んでしまったり、腎臓が悪くなったりするとさらに血圧が下がりにくくなり悪循環となってしまいます。初期の内服治療に加え生活習慣の見直しにより、薬の必要がなくなってしまわれる方も経験します。
当院ではできる限り原因にアプローチして適切な治療を行うことを心がけています。

糖尿病

糖尿病とは、インスリンの分泌が不足している、インスリンが正常に働かないなどのため血液中のブドウ糖が異常に高くなる疾患です。日本人で圧倒的に多く、生活習慣病の一つとされているのは2型糖尿病です。この2型糖尿病の発症には、インスリンの分泌不足、働きが悪いといった遺伝的な要因に加え、過食、運動不足、肥満、ストレスといった生活習慣的な要因が関係しているといわれています。糖尿病を予防するため、または進行を遅らせるため、生活習慣を見直すことが大切です。

診断

①早朝空腹時血糖値:早朝に(8時間以上の絶食後)採血したときの血糖値
が126mg/dL以上
②随時血糖値:食事の時間と関係なく採血したときの血糖値
が200mg/dL以上
③ヘモグロビンA1c(HbA1c):過去1~2ヵ月間の血糖の状態を示す値
が6.5%以上

健診などで、①+③が認められる場合には糖尿病と診断されます。
①~③のいずれか1つを認める場合、糖尿病の疑いがあります。

症状

糖尿病は初期症状に乏しく、ほとんどの方では目立った症状が現れることなく進行します。口渇(喉が渇く)、多飲(喉が渇くために水分を多く摂る)、多尿(尿の量が増える)、体重減少といった自覚症状が現れたころには、ある程度進行してしまっていることもあります。

血糖が高いと何が問題なのか?

糖尿病で本当に怖いのは合併症で、症状もなく徐々に進行していくためサイレントキラーとも呼ばれます。血糖コントロールが不十分な状態が長く続くと、全身に張り巡らされた血管が傷んできます。眼(網膜症)、腎臓(腎症)、神経(神経障害)に障害が起こり、失明、人工透析が必要になる、足に壊疽(組織が死んで腐ってしまうこと)ができて切断・・・につながることがあります。
また動脈硬化の危険因子として重大であり、心筋梗塞、脳梗塞、大動脈解離などを起こす危険が高くなります。高血圧と脂質異常を合併しているとさらにその危険が高まりますので、血糖だけではなくそれらのコントロールも併せて重要となってきます。

治療は?

食事療法と運動療法が基本となります。薬物療法は、食事療法と運動療法では血糖コントロールが十分に達成できない場合に行います。

インスリンは膵臓のランゲルハンス島β細胞というところで作られ、血糖値を下げることができる唯一のホルモンです。過食により高血糖が続くとそれを下げようとインスリンが分泌されますが、運動不足であったりすると筋肉などでインスリンが作用しにくくなります。β細胞は頑張り続けますが徐々に疲弊してしまい、しまいにはインスリン自体が分泌されなくなってしまいます。そうなってしまうとインスリンを注射しないと血糖は下がらなくなり、血糖は高いのに細胞にはブドウ糖が取り込まれなくなり栄養障害になってしまいます。
将来的なQOLや全身的な血管病変のリスクのことを考えますと、健診結果などで指摘された方は早めの受診を勧めます。

当院では

糖尿病にまでなってしまうと、現在のところ根本的に治す治療は存在しません。あとは血糖が高くなり過ぎないように、内服薬でコントロールしていくしかなく、易感染性や発がんリスク、全身的な血管病などのさまざまなリスクを負うことになります。遺伝的な要素もありますが、生活習慣病の中で食生活や運動による影響が最も大きいです。言い換えれば食事と運動によりかなりの改善が期待できます(初期に限ります)。症状はほとんどないため、健診結果などで血糖が高めと指摘された方は早めの受診を勧めます。

脂質異常症

脂質異常症とは、「悪玉」のLDLコレステロールや血液中の中性脂肪(トリグリセライド)が必要以上に増えるか、または「善玉」のHDLコレステロールが減った状態のことです。
この状態を放置していると静かに動脈硬化が進行して、脳梗塞や心筋梗塞といった疾患が起こるおそれがあります。またアルコールや脂肪、糖質の摂り過ぎは肝臓の細胞内に中性脂肪がたまる脂肪肝を招きます。

原因

脂質異常症の発症には、過食、運動不足、肥満、喫煙、アルコールの飲みすぎ、ストレスなどが関係しているといわれています。特に、お腹の中に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」の方はLDLコレステロールや中性脂肪が多くなり、HDLコレステロールが少なくなりやすい傾向があります。糖質や炭水化物の摂り過ぎ、アルコールの飲み過ぎは中性脂肪を増やします。また、遺伝的な要因によって起こる「家族性高コレステロール血症」と呼ばれているものもあります。このタイプは、LDLコレステロール値が著しく高く、動脈硬化が進行しやすいことが知られています。親や祖父母、兄弟など血のつながったご家族に脂質異常症や55歳未満(男性の場合)または65歳未満(女性の場合)で心筋梗塞を起こした方がいる場合、家族性高コレステロール血症の可能性が高いです。

症状

多くの場合、脂質異常症は症状が現れることはありません。健康診断で“検査値がよくないですよ”といわれても、自覚症状がないので放置してしまっている方も多いのではないでしょうか。

どのくらいから治療が必要なのか?

・高LDLコレステロール血症…LDL-Cが140mg/dL以上
・高トリグリセライド(中性脂肪)血症…TGが150mg/dL以上
・低HDLコレステロール血症…HDL-Cが40mg/dL未満

日本動脈硬化学会のガイドラインより、動脈硬化性疾患(心筋梗塞・狭心症、糖尿病、慢性腎臓病、脳梗塞、末梢動脈疾患)の既往や動脈硬化のリスク(性別、年齢、喫煙、血圧からの評価)によって、4段階の脂質管理の目標値が定められました。

当院では

脂質異常症の場合、他の生活習慣病よりも遺伝的、体質的な要因が大きい印象があります。
内服治療を行った方が良いのかどうか?数値だけで判断されることが多いですが、当院では頚動脈エコー検査で実際にプラークの有無や血管の状態を確認して治療方針を決定するようにしています。喫煙、高血圧、糖尿病など他にリスクがある場合には内服治療をお勧めしています。DHA・EPAのサプリメントに近い内服薬もあります。総合的なケアを行っています。

痛風(高尿酸血症)

原因は?

『風が当たっても痛い』といわれる痛風発作では、関節が「赤く」「腫れあがり」、我慢ができないほどの「激痛」を伴います。痛みは、ぶつけたり、ひねったりといった原因がないままに、突然起こります。足の親指の付け根の関節に最も起こりやすく、手指、肘、膝などの関節、アキレス腱に起こることもあります。痛風発作は短い人で3日間程度、7~10日程度でいったん痛みが治まります。30~50歳台の男性にもっとも多く、女性は男性に比べるとかなり少なく、閉経後に痛風になる場合が多いといわれています。これは、女性ホルモンに尿酸の排泄を促進するはたらきがあるためです。 血液中に尿酸(血清尿酸値)が増え、7.0mg/dLを超えた状態のことを高尿酸血症といいます。

なぜ治療が必要か?

発作がおさまった後で、原因である高尿酸血症をそのままにしておくと、痛風発作が再発し、次第に慢性化します。
尿酸はおもに腎臓から排泄されるため、腎臓に沈着することがあり、腎障害が高い頻度で合併します。重症化すると腎不全に至り、透析が必要になることがあります。また尿酸が尿路(腎臓から尿道へ至る尿の通り道)から排泄される際に結晶化することにより、尿路結石(尿酸結石、カルシウム結石など)が起きやすくなります。とくに酸性尿(尿pH6.0未満)が持続している患者さんでリスクが高くなります。
また痛風の患者さんの中には、メタボリックシンドローム、肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病を合併する方が多いです。

治療法は?

まず生活習慣の改善を行います。アルコール類の飲みすぎ、高カロリーな食事や尿酸値の上がりやすい食生活を正し、適度な運動を習慣化するだけで、血清尿酸値の治療目標を達成する患者さんも少なくありません。生活習慣を改善しても目標値まで血清尿酸値が下がらない場合や、生活習慣を十分に改善することが難しい場合には、内服薬で血清尿酸値をコントロールします。
また、腎障害や尿路結石を予防するために、飲水による尿量の増加や酸性尿の改善といった尿路管理も重要です。

当院では

特に20-30代くらいから尿酸値だけが高いと健診で指摘される方が多くなってきている印象があります。尿酸は血管内皮細胞を傷つけ、動脈硬化、その後の高血圧につながることが多いというデータがあります。またその後のメタボリック症候群→糖尿病などの発症につながる食生活であったりすることも多いので、健診で異常を指摘された方は早めの受診、ケアをお勧めします。

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